2012年9月6日木曜日

製作: 十字キー(ジョイパッド)付きキーボード


PCでゲーム(特にアクションゲーム)をする時、
普段使っているキーボードでだいたいこなせるが、移動操作だけは

 ↑
←↓→

あるいは

 E
SDF

などによる入力では、個人的にはキツイ。
移動操作だけは、十字キー(ジョイパッド)を使って左手でやりたい。
あと、PC用ソフトでキーボード非対応は珍しいが、ジョイパッド非対応はありえる。

そこで、十字キー搭載でキーピッチ19mm(一般的な大きさ)のキーボードを
探したが、見つからないので作ってみた。
具体的には、手持ちのキーボードにプレステ(PS1)のコントローラSCPH-1080を接続し、
SCPH-1080の十字キーを操作した時も、↑←↓→が入力されるキーボードに改造しました。

主な注意事項は、以下のとおり。
・NumLockオフの時、テンキーの8426も↑←↓→なので間違えないようにする
・ハンダゴテで面実装IC等を外すとき、強引にひっぱらず、工夫する
・追加配線が、キーボード、コントローラの外枠と干渉しないか確認する




ちなみに、ジョイパッド+JoyToKeyで方向キーの入力をし、
あとは通常のキーボードを使えば同等の環境になるが、
「ジョイパッド+JoyToKey」と「キーボード」の間で
入力遅延の差が発生する可能性がある。
一方、キーボードでゲームをする場合の注意点は、
ゲーム用や高級なキーボードを除いて、複数ボタンを
同時に押すことに対応していない可能性が高いので、
こちらのHTML等でテストしてみたほうがよい。

パソコンなどのキーボードで複数のキーが同時に押打されたときに、
そのキー全てを読取れる機能をNキーロールオーバーと呼ぶそうだ。
Nキーロールオーバーではないキーボード、あるいは、
同時押しできる組み合わせに制限があるキーボードの構造は、
こちらが参考になる。

資料: SCPH-1080の基盤

プレイステーション(1)のコントローラSCPH-1080を分解した写真です。
同一型番でも、中身は違うかもしれません。

資料: SCPH-1010の基盤

プレイステーション(1)のコントローラSCPH-1010を分解した写真です。
同一型番でも、中身は違うかもしれません。