2022年3月17日木曜日

申請用総合ソフト(7.6A(R4.3.5))でマイナンバーカードによる署名付与

<登記・供託オンライン申請システム>の<申請用総合ソフト バージョン7.6A(R4.3.5)>を
利用していたところ、
<マイナンバーカード>+<ICカードリーダ USB接続>+<Windows10 64bit PC>
という環境で、<署名付与>だけが上手くいかない問題が生じた。

酷い解決策だが、<署名付与>を処理するとき、
<ICカードリーダの初期化に失敗しました。>
というエラーメッセージを半ば無視して、繰り返し試行すると解決できた。
具体的には、[署名付与(1回目)]→
<[ICカードで署名]→[OK]→アクセスパスワードを入力[確定]>
を3回繰り返す→[閉じる]→[署名付与(2回目)]→...
というキーボード(+マウス)操作を繰り返すと、
稀に処理が進行し、署名付与を完了できた。
※アクセスパスワードは<マイナンバーカードの署名用パスワード(6~16桁)>

なお、<申請用総合ソフト>の起動毎に再設定する必要は無いようだが、

ICカード格納型電子証明書を利用する際の留意事項
https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/cautions/security/ic_syoumei.html

にある、

マイナンバーカード(個人番号カード)を電子署名で利用する方法
http://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/static/kojinbangocard_151211663.pdf

の事前準備は必要なので、この設定について確認を忘れてはいけない。



以下、オマケです。

JPKI利用者ソフト(公的個人認証サービス 利用者クライアントソフト)
e-Tax、eLTAX(PCdesk)等では、マイナンバーカードによる署名付与は
一切問題なく実行できる環境だった。
Web検索すると、同様の問題への対策情報が見つかったが、どれもうまくいかず困った。

標準ユーザ(非管理者ユーザ)なのがダメなのだろうかとか、
JPKI利用者ソフトのバージョン(現在最新の3.4)がダメなのだろうかとか、
カードリーダやマイナンバーカードの抜き差しがコツなのだろうかとか、
いろいろ探ったが、私の環境では関係なかったようだ。